3/12(水)
某雑誌で、「100のやりたいことリスト」を1年で全て達成した人の話が掲載されていた。
えーすごい、どうやって達成したんだろう?!と興味を持ったので、記事を読んでみた。
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達成できた秘訣として、最終的に目標を変えたことが関係しているとのことだった。
目標が変わるのは当たり前なので、よくある話だよなぁと思った。
ただ、「最後、できそうな目標に変える」とも書いてあった。
それがすごく、引っかかってしまった。
そりゃ、できそうな目標に変えて、1年で100のリストを達成することもできる。
ただそれって、「とにかく100個の動作をして、達成することが目標」みたいなことだよな、それって機械みたいでつまらないのでは?
と、とても違和感を感じた。
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あぁ、でもこれって、価値観の違いだなと気づいた。
おそらくその人は、その100のリストに対して、「達成」に重きを置いていた。
もちろん、そのリストに対してだけかもしれないが、「達成」の価値観を大切にしていたのは間違いない。
けれど私は、「達成」で決めたことをやり切ることより、大切にしたい価値観があるなと思った。
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その価値観とは、「挑戦」。
今年中にできるか分からない、けれど達成できたら最高じゃない?と思える目標を立てて、それでブチ上がりたい。
仕上げには1年の最後に、自分が思った以上の力を出して、じぶんでも今年達成できるわけないと思っていた目標が思いがけず達成できてることに気づいて、優越感に浸りたい。
もちろん、1年で絶対無理な目標なんて意味ないよ、と思う現実的な声もある。
でも、それだと私の中では
「できそうな目標にしたから達成できたんじゃん、当たり前じゃん」
という気持ちが沸き起こり、きっとモヤモヤするだろうと想像できた。
妥協したように思うのは、自分の中にまだまだ完璧主義な思考が残っているからかもしれない。
ただ今回は、そんな考えに勝る気持ちに気づいた。
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それは、
「自分でも予測できなかった、ミラクルを起こした自分を見てみたい」
という気持ち。
好奇心にも近いような、ワクワクする感覚。
「自分の知らない自分をみてみたい」
というのもあるかもしれない。
欲張りで、思った通り以上のものを手に入れたいのはそう。
でも実際、この人生で今まで、そんなミラクルをたくさん目の当たりにしてきた。
だからミラクルって起こせんだよ!という意味で、自分も周りも鼓舞する意味で、ぶっ飛んだ目標も掲げておきたい。
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まぁ何もしなくて手に入れたい!と願うだけではずうずうしいから、
無意識でできちゃうこと・夢中でできることを増やしていきたい。
そしたらきっと、お天道様はみてくれているから!!
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